ソシオニクス診断 - 16のソシオタイプがわかる性格診断

ソシオニクス診断 - 16のソシオタイプがわかる性格診断

ソシオニクスは1960年代から1970年台にかけて開発された"ユングの類型論"をベースにした性格診断テストです。このソシオニクスでは、「論理・倫理」「外向・内向」「直観・感覚」の特性を元に16タイプのソシオタイプに分類し、性格の特性を分析することができます。主にロシアなどで主流に使われている16タイプ性格診断テストで、相性論まで存在しています。

診断する

ソシオニクス診断とは?

ソシオニクス診断は、数ある16タイプ性格診断の中の1つの流派であり、主にロシアやその周辺の諸国にて用いられている性格診断テストです。リトアニアの心理学者・社会学者であるオウシュラ・オゥグスティナヴィチュティエにより1970年代から1980年代にかけて開発されました。

他の主流な16タイプ性格診断と同様に、ユングのタイプ論を元に展開された独自の診断テストであり、相性論やクアドラ理論など様々な独自の機能を提供しています。

16種類のソシオタイプ

ソシオニクス診断では、性格タイプを16種類に分類しますが、その中でも『クアドラ』というグループ分けが存在します。

クアドラとは、ソシオニクスにおいて、特定の価値観やコミュニケーションスタイルを共有する4つの異なる人格タイプが集まったグループのことを指します。これらのグループは、メンバー間で強い理解と共感を持つことができ、しばしば深い絆で結ばれます。

具体的には、ソシオニクスでは16の人格タイプが存在し、それぞれが特定の心理的機能を持っています。これらのタイプは、共通の目的や世界観を持つ4つのクアドラに分けられます。クアドラ内の人々は、類似した価値観を持つため、コミュニケーションがスムーズで、相互理解が容易になります。

アルファクアドラの4タイプ

アルファクアドラには、社交的で知的好奇心が強いメンバーが多くいます。このグループは新しいアイディアや理論に興味を持ち、知識の共有を楽しむことが特徴です。アルファクアドラのメンバーは、一般的に明るく軽妙な雰囲気を好み、友達との交流や集団での活動に活発に参加します。しばしば、平和的で協調的な環境を作り出し、冗談を交えたり、遊び心ある会話でコミュニケーションをとることを好みます。

  1. ILE - アイデア湧き出る発明家タイプ
  2. LII - 知識を具現化する分析官タイプ
  3. ESE - 周りを鼓舞するキャプテンタイプ
  4. SEI - マイペースの極み平和主義者タイプ

ベータクアドラの4タイプ

ベータクアドラのメンバーは、情熱的で集団の一体感を重んじる傾向があります。強いリーダーシップを発揮し、グループやコミュニティの目標達成のために積極的に行動します。ベータクアドラは、競争的な環境でも力を発揮し、激しい議論や挑戦を恐れません。また、美学や芸術に対する深い興味を持ち、創造的な表現を大切にすることもこのクアドラの特徴です。

  1. SLEリスクを恐れない挑戦者タイプ
  2. IEI - ユメを追いかける吟遊詩人タイプ
  3. EIE - 大衆を魅了する主導者タイプ
  4. LSI - 公正誠実を求める委員長タイプ

ガンマクアドラの4タイプ

ガンマクアドラには、独立心が強く、個人の自由と成功を重視するメンバーが集まります。このグループの人々は、目標達成に対して非常に真剣で、しばしば自己のキャリアや個人的な発展に焦点を当てます。ガンマクアドラは、実用性と効率を重視し、実際的な成果を出すことにコミットします。また、信頼と誠実さを大事にし、深い個人的な関係を築くことを重視します。

  1. SEE - 生粋の明るさを持つインフルエンサータイプ
  2. ILI - 溢れる知識を持つ研究者タイプ
  3. LIE - 先見の明と迅速果断な社長タイプ
  4. ESI - 癒しとおもてなしの守護者タイプ

デルタクアドラの4タイプ

デルタクアドラは、安定と実用性を重んじるグループです。家庭やコミュニティの幸福を大切にし、持続可能な成長や実務的な解決策を求めます。デルタクアドラのメンバーは、しばしば助け合いの精神を持ち、他人の福祉にも気を配ることができます。また、実践的なアプローチと地道な努力を重視し、長期的な計画や目標にコミットメントすることが多いです。

  1. IEE - 強い意志と情熱を持つ革命家タイプ
  2. SLI - 熟練の技を追い求めるプロフェッショナルタイプ
  3. LSE - 徹底し一貫性ある行動の管理者タイプ
  4. EII - 本質を追求し続ける哲学者タイプ